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理系の本紹介『バトルマンガで歴史が超わかる本』

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タイトル:バトルマンガで歴史が超わかる本
著者:茂木 誠 (著)、大久保ヤマト (漫画)
出版社:飛鳥新社
発行日:2022年3月26日
大きさ:14.9 x 2.6 x 21 cm(312p)
読むのにかかる時間:3時間
内容の難解さ:わかりやすすぎる
日本語の難解さ:わかりやすすぎる
 

内容

歴史上の戦いをバトルと表現している本です。
まず、バトルが始まった理由や時代背景が、歴史に詳しい「つきじい」と中学生の「小太郎」の会話形式で、解説されます。
そして、バトルの様子を大迫力のマンガで再現されます。
また、会話形式でバトルの結果とその他との歴史への影響が解説されます。
全部で18ものバトルが書かれています。

感想

歴史(特に世界史)についてあまり詳しくない里得木ですが、とても楽しく読むことができました。
戦争は良くないことですが、歴史というのは争いの繰り返しと考えることもできるので、何がきっかけで誰と誰が戦ってどういう結果になったかということは、歴史を学ぶ上で重要なことだと思います。
モンゴルがロシアに攻めて、ヨーロッパでペストが大流行し、人口の1/3が死んだという話の後に、小太郎が「神様、助けて」と言って、つきじいが神様が助けてくれなかったからキリスト教を疑う人が現れルネサンスが起きたと返していて、面白かったです。
1つ1つのバトルが独立して書かれているし、バトルの前後に会話形式で解説が書かれているので、前提知識が無くても理解ができます。
また、マンガなので視覚的にバトルを楽しめます。
なんとなく歴史ってややこしいなぁと思っている人におすすめです。