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ピタゴラス数の新定理

皆さんこんにちは。
アルキメデス」です。
主に、数学について話していきます。

 

導入

ピタゴラスの定理a^2+b^2=c^2を満たす自然数の組をピタゴラス数といいます。

ピタゴラス数のうち1つだけの値が決定すれば、残った2つの値も絞ることができる定理を説明します。

 

定理

a^2+b^2=c^2 を満たす自然数a,b,cが存在し、aがわかっているとき、

(a^2-(c-b)^2)/(2(c-b))=b         

(a^2+(c-b)^2)/(2(c-b))=c

であり、c-bにaと偶・奇が等しいaの約数を代入するとb,cの候補が求められる。

 

定理が成立するわけ

a^2+b^2=c^2 なら、

        c=(2c^2-2bc)/(2c-2b)

          =(c^2-2bc+b^2+a^2)/(2c-2b)

          =(c-b)^2+a^2)/(2(c-b))

          =(a^2+(c-b)^2)/(2(c-b))

c-(c-b)=(a^2+(c-b)^2)/(2(c-b))-(c-b)

        b=(a^2-(c-b)^2)/(2(c-b))

 

よって、この定理が成り立つことが証明された。

 

 

 

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