
それでは、「メンデルの法則」についておさらいしてみましょう。
前回、習った通り、同じ形質を決める遺伝子は2つずつ存在しています。
そのため、どちらか「発現」するのかも考えなければなりません。
発現とは、その形質が実際に現れることです。
ここで、純系の丸いエンドウ豆と純系のシワシワのエンドウ豆について考えてみることにします。
「純系」というのは、代々その形質が現れているということで、遺伝子的には2つある遺伝子が両方同じであるという意味です。
豆を丸くする遺伝子をA、シワシワにする遺伝子をaとします。
すると、純系の丸いエンドウ豆をAA、純系のシワシワのエンドウ豆をaaと表すことができます。
親豆AAと親豆aaをかけ合わせた子豆はAaにしかなりません。
さて、この子豆は丸くなるのでしょうか、それとも、シワシワになるのでしょうか。
実は、遺伝子には顕性遺伝子と潜性遺伝子というものがあります。
優性遺伝子・劣性遺伝子といわれていたのが、優劣をつけているようで良くないということで、最近名前が変わり、顕性遺伝子と潜性遺伝子と呼ばれるようになりました。
名前の通り、顕性遺伝子と潜性遺伝子が対立形質(丸いとシワがあるのように同時には起こらない形質のこと)で現れた場合は、顕性遺伝子のほうが発現します。
今回の場合は、Aの丸いほうが顕性遺伝子なので、全て丸くなります。
それでは、AaとAaをかけ合わせた孫豆はどうなるでしょう。
AA、Aa、aA、aaになることがわかります。
それぞれ、丸、丸、丸、シワになることがわかります。
以下の図で確認することもできます。

最後は、三毛猫が登場しますので、お楽しみに!