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「アンモニア」と「アンモナイト」の語源

アンモニアの刺激臭はやばい!里得木です。

化学でよく聞くアンモニア(NaH₃)と地学でよく聞くアンモナイト(示準化石)ってなんか似てませんか?
ということで、それぞれの語源を調べてみました。

 

アンモニア

名称の由来は、古代エジプトのアモン神殿の近くからアンモニウム塩が算出されたことによると言われています。ラテン語のsal ammoniacum(アモンの塩)を語源としています。(アンモニア - Wikipedia

「アンモニウム塩が算出されたアモン神殿」にちなんで名付けられたことがわかります。

 

アンモナイト

古代エジプトの太陽神アモン(Ammon)は羊のような渦巻状の角をもっていました。アンモナイトも多くは渦巻状に巻いた殻をもっていて、その形はよく似ています。アンモナイト(ammonite)という呼び名は、アモン(Ammon)と石をしめす-iteを合体させたものです。(太陽神アモンの角/アンモナイトはなんの仲間?/みちのくはアンモナイトの宝庫 東北大学総合学術博物館

「古代エジプトの太陽神アモン」にちなんで名付けられたことがわかります。

 

アモン神殿と太陽神アモンにはどのような関係があるのでしょうか。

エジプト南東部、ナイル川東岸の観光都市ルクソールにあるカルナック神殿の中核をなす神殿。テーベの守護神アモンが太陽神ラーと結合した古代エジプトの最高神アモンラーを祭る。(アモン大神殿(アモンだいしんでん)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「太陽神アモン」を祭っているところが「アモン神殿」ということですね。

 

皆さんも、意味は違うけど読み方が似ている言葉があれば、語源を調べてみると、面白い発見ができるかもしれないので、ぜひ、探してみてください。

 

 

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