理系高校生の里得木(りえき)です。
先日、「解剖実験をやってみよう!」というイベントを主催しました。
大成功でとても楽しかったですが、高校生が科学系のイベントを運営するうえで参考になるサイトが少なく、苦労した部分もあったので、今回得た知見を公開して誰かの役に立てればと思い、記事にすることにしました。
前半では当日の様子を写真とともに紹介し、後半ではイベントに至るまでの過程を実際のメールのやり取りや作成したポスターを交えて説明します。
※解剖の写真が出てくるので閲覧注意!
当日の様子
4班に分かれて大学の先生に教えてもらいながら、ヤリイカ、マス、アフリカツメガエルを解剖しました。

軟体動物、魚類、両生類の体のつくりを比較することができて、学びになりました
当日は高校生7名、中学生3名、運営生徒2名、教員3名が参加しました。
☆改善ポイント(当日編)
席順をスライドで投影しておけばよかった(欠席者が多く組みなおしたため紙のほうが見やすかったかもしれないが)
初めのあいさつはないほうがいいと思って考えていなかったが、振られることを想定して、30秒くらいでしゃべる内容を考えていたほうが良かったかも(なんとかアドリブで言えた)
終わった後にお礼のメールを書けばよかった
イベントに至るまで
時系列順に書いていきます
メールの内容については私が送信したものについてはほぼそのまま掲載し、教員や長浜バイオ大学が送信したメールについてはその要約をしてのせています。
9/21 「高校生のためのバイオサイエンスキャンプ in 長浜」というイベントにて長浜バイオ大学が行う高大連携事業について知る
高大連携事業について | 研究・産官学連携 | 長浜バイオ大学
日付不明
興味ありそうな友人に話した
12/3 高知研修の帰りのバスで高校教員に
・中高合同で実験イベントをしたい
・長浜バイオ大学の高大連携事業というものが叶えてくれそう
ということ伝え、全面的な協力を得られることになった
12/16
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
(内容と表現は自分と友人で考えて書いた)
「以前、バイオサイエンスキャンプでお世話になった(学校名)の(氏名)です。
長浜バイオ大学様の高大連携事業に関するホームページを拝見し、弊校で貴学のお力をお借りし、実験実習をさせていただきたく思い、お問い合わせをした次第です。
ホームページに記載のあった「手動PCRと制限酵素でブタの品種鑑定をしよう」に興味があるのですが、具体的な内容の情報・資料があれば教えていただけないでしょうか。
また、参加を希望する中学生もともに受講させていただきたいのですが可能でしょうか。
時期については、三月の中旬から下旬を考えております。」
12/16
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった
「直接会って説明しますよ。いつがいいですか?」(要約)
12/17
担当教員に空いている日を質問
学校に電話かかってきて、メールをしていたのが教員ではなく生徒だということが伝わる(別に隠していたわけではないし顧問の先生に連絡は生徒でとっていいよと言われてたんだけどなぁ、まあさすがにちゃんと名乗ったほうがよかったですね)
12/18
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
「先日はお電話で失礼いたしました。
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
弊校の担当教員と相談のうえ、22日に改めてご返信差し上げる予定です。
お待たせしてしまい恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
12/22
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
「ご来校の日にちといたしましては、1/7(水)の午前か1/8(木)の時間帯のどこかであればであればありがたいです。
また、「手動PCRと制限酵素でブタの品種鑑定をしよう」だけでなく、「アフリカツメガエルの解剖」「水棲生物の解剖とつくりの比較」 についても説明を受けることは可能でしょうか。
私が引き続き長浜バイオ大学様と連絡をとらせていただきたいと考えているのですが、弊校の担当教員が直接連絡をとらせていただいたほうがよいでしょうか。
なお、本メールはCCにて弊校の担当教員にも共有させていただいております。」
12/22
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった。
「どちらの日でも行くことができます。全て説明することができます。高校からの依頼ってことにしてほしいから担当教員も打ち合わせに同席してください。」(要約)
12/22
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
「1/7(水)の11時頃にお越しいただいてもよろしいでしょうか。
当日は正門前でお待ちしております。
また、弊校の担当教員も同席いたします。
よろしくお願いします。」
1/6
気胸(前のブログで解説)が発生し、関わってくれてた友人に共同運営としてしばらく全てを代行してもらうことになった。
長浜バイオ大学に以下の文面でメールを送った
「お世話になっております。
申し訳ありませんが、都合により学校にいけなくなってしまいました。
そのため、明日の打ち合わせにつきまして、本イベントの共同運営である(苗字)(メールアドレス)に一任いたしました。
(共同運営)からメールを送らせていただきます。
何卒よろしくお願いします。」
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった
「承知しました。」(要約)
共同運営が長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送った
「これからは私が連絡します。」(要約)
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった。
「承知しました。」(要約)
1/7
共同運営が長浜バイオ大学の担当者と打ち合わせをした
その後、共同運営が長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送った
「今日はありがとうございました。当日もよろしくお願いします。」
日時不明
連絡は高校の担当教員を通じて行うことになった。(いい先生だし、伝達ミスがあったわけではないんですが、やっぱり間に人が入ると面倒に感じることも多かったので、なるべく直接連絡できるようにしたいです)
1/20
担当教員から長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送ってもらった
「3/26に実施したく存じます。」(要約)
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった。
「承知しました。ひな形送ったから依頼書書いてください。」
このあたり数日間
参加者を25人くらいで想定していたがなかなか集まらなかった
これは中学校に直接声かけができなかったことが一因だろう
最初の期限を延期し、数多くの人にLINEでメッセージを送った
メッセージ
「3/26(木)に実験イベントを開催することになりました
カエル、ニジマス、スルメイカを中高混合の班で解剖するという内容です
大学の先生が来てくださるので、学びに繋がるかと思います
興味があればぜひに申し込んでください
興味がありそうかなと思い、一般募集より一足早くお伝えしました
参加申込フォームURL」
ポスター
共同運営の友人が作ってくれていました

LINEのステータスメッセージも告知に利用した
【申し込み 今日まで】
生徒のみで企画・運営する春の解剖イベントが開催決定!
カエル、ニジマス、スルメイカを大学の先生といっしょに解剖します
中高生混合の班なので、後輩ができるかも?
教科書を飛び出した実験でホンモノ体験を実現
対象:(学校名)生徒
日時:3/26(木)13時〜17時
場所:(理科室)
費用:無料
参加方法:個チャで教えてください、申込フォームのリンクを送ります
LINEの背景のQRコードからも申し込めます
申し込み期限:2/23(月)
参加申し込みフォームについて
共同運営の友人がGoogleフォームを用いて作成しれくれました
メールアドレスを収集、学年、クラス、出席番号、名前、解剖したくない生き物、言いたいことや聞きたいこと
の項目で質問をした
次回へ活かすこと
解剖をしたくない生き物を聞くという発想は良かったが、解剖をしたい生き物と間違える人が多発していたため、そちらも聞けばよかった
もう少し大規模にできたなら、次にイベントをするときにメールアドレスを利用してもいいかという質問を入れておくとよかった(今回はほとんど自分の知り合いだったので関係なかった)
2/24
担当教員から長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送ってもらった
「参加人数は16名でお願いします。」(要約)
2/25
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった
「3名×4班および4名×1班の計5班体制で進めますね」(要約)
2/27
担当教員から長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送ってもらった
「16人のうち2人が運営の生徒で2人が教員だから4名×4班でお願いします。名簿を送ります。」(要約)
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった
「では、各班1匹で手配しますね。」(要約)
3/23
参加者のメールアドレスをBCCに入力して、リマインドメールを送った
「待望の「解剖実験をやってみよう!」イベントが近づいてまいりましたので、あらためてご案内いたします
当日(3/26(木))は13時から開始予定ですので、それまでにお越しください
持ち物は筆記用具、水筒、白衣(なければ汚れてもいい羽織り)です
皆様にお会いできることを楽しみにして、(理科室)でお待ちしています
なお、欠席される際はお早めにご連絡いただけますと幸いです」
3/24
担当教員から長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送ってもらった
「当日の到着時間と実験器具の運搬・準備に必要な人数と時間を教えてください」(要約)
長浜バイオ大学から以下の内容で返信があった
「11時から1時間くらいです。運搬手伝ってくれたら助かります。準備は私のほうでしますよ。」(要約)
担当教員から長浜バイオ大学に以下の内容でメールを送ってもらった
「車を停める位置はどこどこです。生徒2人と待ってます。」(要約)
思い返すとかなり反省する点や頑張ったなぁと思う点があり、いい経験となりました。
それでは、典型的な締めとなってしまいますが
高校生としてイベント運営をすることで、多くの能力が身につき、また、達成感を得ることができました。
あらめて、
高大連携事業として実施していただいた長浜バイオ大学
顧問でありながら生徒の自由にさせてくれた高校教員
途中で自分が関われなくなった時に全部やってくれた共同運営の友人
参加者全員
に感謝申し上げます。



























