理系の理系による理系のためのブログ

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Q . 細菌とウイルスの違いを教えて

インフルエンザが流行しておりますが、皆様は大丈夫でしょうか。
僕は、二度ほど体調を崩しておりました。

ということで、「細菌とウイルスの違い」を紹介していきます。
正しい知識を身に着けて、病気から体を守りましょう。

A . 細胞を持っているかどうか
細菌は細胞を持っていて、ウイルスは細胞を持っていません。
細胞は生物の基本単位であり、細胞内で代謝が行われます。
つまり、細胞を持たないウイルスは、自己複製ができないので、生きている細胞に寄生しなければ増殖できないということです。
そのため、ウイルスのほとんどは害がありますが細菌には乳酸菌などの人間の役に立つものもあります。
細胞を待っているかどうかが違うということは、大きさも違います。
細菌はおおよそ1μmで、ウイルスはおおよそ0.1μmです。
1μmは1mmの1000分の1です。
髪の毛の直径が100μmなので、かなり小さいことがわかります。
細菌は光学顕微鏡、ウイルスは電子顕微鏡で観察することができます。
ちなみに、マスクの網目は5μm~20μmです。
細菌もウイルスも簡単に通り抜けられる大きさなのに、感染拡大を防げるのはなぜでしょう。
それは、細菌もウイルスが直接出てくるのではなく、飛沫になるからです。
飛沫は5μm以上なので防げるということです。

 

手洗いうがい、栄養バランスのとれた食事、睡眠、適度な運動をして、健康に冬を乗り越えましょう!