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実験日記:教育大学での実験とその解説

ちょっと疲れた里得木です。
先日、研究授業⇨大学での実験⇨習い事というハードなスケジュールで動いておりましたので疲れが溜まっております。
でも、ブログも投稿したいので書きます。
いつもより(いつも通り)つたない日本語でお送りいたします。

主に、大学での実験を書くつもりですが、研究授業についても少し書いておきます。
「先生たくさん来て数学の授業した。」

では、大学での実験を書いていきましょう。
まず初めに、クイズがありました。
黒板に貼られた野菜や果物、飲料水の中から光るものはどれか考えました。
りんごとか人参とかはツルツルしているので光りそうだと思いましたが、答えは全部でした。
ということで、光る物質を取り出すことになりました。

用意した野菜はシソです。

 

99.5%のエタノール30mLの中にシソを入れて、4分くらい潰しました。

 

そして、ろ過をしました。
それを何回かしながら、コーヒーのカフェインってアルコールで抽出できるのかなぁという話をしていると、瓶いっぱいの緑色の液体が出来上がりました。

 

ちなみに、カフェインは有機物だから、アルコールで抽出できるそうです。
その技術は、ノンカフェインコーヒーにも応用されているとか、、、
それでは、この緑色の液体にライトをあてると何色になるでしょう。

 

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答えは

赤色です。

なぜでしょうか。
ざっくりいうと、普段は、クロロフィルという発光物質が光の波長をなんやかんやして赤色にして、チラコイドという光合成をするところに渡しています。
でも、アルコールで抽出されるのは、クロロフィルだけです。
なので、赤色の光が光合成に利用されず、僕たちの目に届いているのです。
実験面白いだけで終わらず、原理をわかりやすく解説してくれていて、すごかったです。

実際の黒板

今後も、様々な実験に参加していきたいと思っております。

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