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理系の本紹介『宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう』

基本情報

タイトル:宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう
著者:高水裕一
出版社:講談社
発行日:2021年7月20日
大きさ:17.4×11.4×1.4cm(272p)
読むのにかかる時間:1時間
内容の難解さ:やや難しい
日本語の難解さ:簡単
 

内容

主人公(自分)は抽選で選ばれ、惑星際宇宙ステーションに行くことになりました。
そして、宇宙人との対話を通して、宇宙共通のことや地球の特殊性などに気づかされていきます。
小説と筆者による科学的な解説が交互に書いてあるので、自分の知識に応じた楽しみ方もできます。

感想

驚いたことだらけだったのですが、あまり書きすぎると、ネタバレになってしまうので、少しだけにしておきます。
まず、どんな構成になっているのかというと、SF小説と宇宙の教科書が交互に書かれています。
小説のパートも、主人公があなた(自分)という風に書かれているので、僕でもついていくことができました。
説明のパートは正直に言うと難しかったです。
半分も理解できなかった気がしますが、高校で習うであろう宇宙の分野へのとっかかりになりました。
人間の未熟さ(まだまだ解明していないことが多いということ)と僕自身の未熟さが同時に感じられる本でした。
 
気になったら、ぜひ、読んでみてください。