合格おめでとうございます。
2年前に中学受験をした里得木が、入学後に「あれやっとけばよかった」と思ったことを紹介します。
この内容を活かして、楽しい中学校生活をデビューしてくれると嬉しいです。
目次
①英語
小学校ではあまり本気で習わなかった英語が、中学校になると最も授業時間が多い科目になります。
英語に慣れていない状態で授業を受けると、難しすぎると感じて、英語が嫌いになったり苦手意識を持ったりしてしまいます。
英語は今後、理系文系問わずに必要になる能力です。
なので、英語の授業についていけるくらいにはしておいたほうがいいです。
具体的にどの程度のレベルまで勉強したらいいかということをお話します。
英語を聞いたり読んだりすることができるレベルです。
ざっくりしていてわからないかもしれないので、小学校のときを例に出して説明します。
小学校1年生の国語で一番最初は何を習いましたか?
ひらがなを書いたことを思い出したと思います。
そうなんです。
学校の授業で「書く」ことは習います。
しかし、「聞く」ことができなければ先生が何を言っているのかわからず、「読む」ことができなければ教科書の内容を履修できません。
授業を受けるためには、英語を聞いたり、読んだりできるのが前提です。
それをわからずに、英語を勉強し始めると、1年の最初2回のテストで両方赤点を取った僕のようになってしまいます。
②復習
またまた、勉強の話になるのですが、英語とは少し違うことを書きたいと思います。
理科や算数(中学生になると数学と呼ぶ)は積み重ねが必要な科目だと思います。
今までに習ったことを前提に新しいことを教わっていきます。
少しでも手を抜いた部分があると、ガラガラと崩れていきます。
なので、小学校の内容で「実は、この単元が理解できてないんだ」ということがあれば、早急に復習をしたほうがいいです。
小学生は先生との距離も近く、質問しやすいと思うので、わからないことは積極的に聞きましょう。
国語や社会は、積み重ねというより、より詳しいことを学んでいくというほうが多いです。
もちろん、詳しいことを学ぶためには、小学校で習った知識が重要です。
同様に、復習をしっかりしましょう。
中学受験でコスパを考えて捨てていた単元があったら、この機会に復習することをおすすめします。
③無料の施設を巡る
小学生以下は無料という施設が数多くあります。
自分の興味がある分野の施設(科学館や博物館など)にぜひ行きましょう。
新しい発見をすることができたり、中学受験で固くなった頭を柔らかくすることができたりします。
また、小学生は電車代が大人(中学生から大人扱い)の半分です。
春休みなどは時間ができると思うので、旅行に行きましょう。
親に「合格祝いとしてどこどこに行きたい」って言えば、多分、連れて行ってくれます。
④本を読む
中学受験に力を入れるために本を読むのをやめていたという人も多いと思います。
僕もその一人です。
本を読むことの重要性をこまかく書くわけではないのですが、興味がある分野を増やしたり、知識を蓄えたりするには、読書が最適です。
話していて面白いなぁと思う人は、だいたい、本をたくさん読んでいることが多いです。
このブログでも、本の紹介の記事を投稿していますので、参考にしてみてください。
⑤同級生と遊ぶ
中学校に入ると、小学校の時の友達とはまったく遊ばなくなるということも珍しくありません。
また、受験シーズンで、遊ばなくなっていた人も多いと思います。
なので、今のうちに、遊んで楽しみましょう。
もちろん、中学生になっても遊ぶことはありますが、小学生のノリは小学生の間だけだと思います。
小学生を満喫する最後のチャンスなので、遊び尽くしましょう。
他にも、学校のHPを見たり、先輩などから聞いたりして、何をしたらいいのかということ考えておくと、入学後に楽です。
例えば、僕の学校では、3年間を通じて同じテーマで研究するという自由研究の進化型みたいなものがあるのですが、1年生のときに適当にテーマを決めてしまったせいで、かなり苦労しています。
入りたい部活や学級活動(委員会など)を下調べしておくと、決めるときの材料になります。
有意義な三学期と春休みをお過ごしください。
中学校3年間で成長して、一緒に日本を引っ張っていきましょう。