人生で初めて卵焼きを作った里得木です。
ということで、ややこしい(?)「以上・以下・超過・未満」について下の目次の順に解説していきたいと思います。
目次
「以上・以下・超過・未満」の意味
以上・・・それかそれより大きい
以下・・・それかそれより小さい
超過・・・それより大きい
未満・・・それより小さい
日本語で説明してもわかりづらいと思うので、下の表(18歳以上・18歳以下・18歳超過・18歳未満を表している)を見てください。
以上・以下はそれを含んでいて、超過・未満はそれを含んでいないということです。
「以上・以下・超過・未満」の英語
主な表現方法と、例文を紹介します。
以上:“〇〇or more” または “〇〇or higher”
英:Please update your operating system to version 3.0 or above.
日:OSをバージョン3.0以上にアップデートしてください。
超過:“more than〇〇” または “over〇〇”
英:Today’s highest temperature reached over 40℃.
日:今日の最高気温は40℃を超えた。
以下:“〇〇or less” または “〇〇or below”
英:Please write an essay in 150 words or less.
日:150語以下でエッセイを書いてください。
未満:“less than〇〇” または “under〇〇”
英:People under 20 years of age cannot drink alcohol.
日:20歳未満の人はお酒が飲めません。
「以上・以下・超過・未満」の数式
小学生のときに「ワニさんのお口」と習ったであろう不等号についてです。
下の表にまとめておきました。
日本語 | 数式 | 読み方 |
18以上 | 18≦X | じゅうはちしょうなりいこーるえっくす |
18以下 | 18≧X | じゅうはちだいなりいこーるえっくす |
18超過 | 18<X | じゅうはちしょうなりえっくす |
18未満 | 18>X | じゅうはちだいなりえっくす |
小さい方<大きい方と、ワニさんのお口が大きい方に向いていて、以上・以下のようなそれを含むものはイコールが下についていると、わかりやすいですね。
「以上・以下・超過・未満」のグラフ
グラフでの書き方にもルールがあるので紹介します。
例として、タクシーの運賃を思い浮かべてください。
乗車した時点でかかる初乗り運賃と距離に応じてかかる加算運賃があります。
そして、加算運賃は、1マイクロメートルごとにかかる(ちゃんとした比例)わけではなく、距離ごとに段階的に値段が上がります。
このときに、黒丸はそれを含んでいる(以上・以下)ことを、白丸はそれを含んでいない(超過・未満)ことを表しています。
この記事を書いて、「以上・以下・超過・未満」を間違えずに使用できるようになろうと思いました。