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「あなたは火星に移住しますか?」 〜考えてみました〜

お題「火星に移住しますか?」

 

著者:meteor(ミーティア)☄

 

はじめまして。編集員のミーティアです。

 

 皆さんは、火星という環境について考えたことはありますでしょうか。中々考える機会が少ないお題だと思います。そこで、このお題が出されたので考えてみました。それでは今回は、火星移住について考えていこうと思います。目次は以下の通りです。

 

1.持論

2.火星について

3.なぜ今の火星になったのか

4.人類が暮らせる可能性

5.終わりに

 

=持論=

 結論から言うと、私は補助金が出るのであれば、移住します。もっとも、宇宙飛行士となり、勝手に移住できるのであれば話は別かもしれませんが、、(^^)そう考えると、宇宙飛行士は人類未踏の地に踏み入れることができ、人によれば恐怖や喜び、、、(諸々)の感情が出てきそうです。



=火星について=

 まず、火星についてお話します。火星は、地球と比べて小さく、赤い色で覆われています。その赤い色の正体は、酸化鉄と言われています。鉄は、酸化すると、赤くなる鉄もあれば、黒くなるものもあります。基本的に、赤い酸化鉄が発生する条件として、鉄があり、かつ湿度の高い空間で長時間放置した際に現れると言われています。また、その赤い酸化鉄の酸の部分は鉄を腐敗させ、ボロボロにする機能があります。(こんな機能はいらないですね)人間を困らせる鉄の一種です。



=なぜ今の火星になったのか=

 今のような火星になったのか、、、それは、ハビタブルゾーンが原因と言われています。ハビタブルゾーンとは、生命が存在することができ、かつ水が液体のまま存在できる恒星からの一定の距離のことです。ただ、あくまで今の地球を見るとそうであって、厳密な定義はありません。我々の住む地球は、ハビタブルゾーン上にあったため、進化できたと言えます。また、ハビタブルゾーンは恒星の状態(質量)によって位置が変化します。質量が高ければ高いほど、ハビタブルゾーンは遠くなりますし、反対に低ければ低いほど今の地球よりも恒星との距離が近くなります。人の体で例えるとすれば、地球と太陽(=質量を1とする)(質量基準)のハビタブルゾーンの距離をおでこと顎の先とすると、恒星fの質量が0.3の場合、目と鼻の先みたいな感じになります。そして、現在の火星と太陽の位置は地球と太陽の距離を1とすると、1.2ぐらいになります。つまり、ハビタブルゾーンよりも少し離れているということです。火星の位置は、ちょうどハビタブルゾーンにかかっているかいないかのギリギリぐらいにあります。(もう少し近ければ、、、)そのため、火星には以前存在していたと言われている水が氷となり、存在しています。



=人類が暮らせる可能性=

 人類が暮らすことができる可能性は今のところは「なきにしもあらず」というところです、、、なぜならば、人類が火星の地に降り立ったことがないためです。また、火星に行くには3年の月日がかかると言われています。その3年間分の食料はどうするのか?酸素は?燃料は?(燃料についてはあまり心配する必要性はないかも)到着してからも色々な問題が発生してくると思います。また、火星にも気候があることがわかっており、風が発生していることまではわかっています。そして、その内容はNASAの火星探査ローバーが調査してくれています。ですが、そのローバーはそろそろ寿命を迎えるとのこと、、原因の一つとして、火星の砂埃が挙げられます。火星の砂が風やローバーが走行した際に巻き上げられることにより、太陽光パネルの隙間に入り込み、太陽光パネルが砂により覆われることにより、年々発電量が落ちているようです。そのため、定期的に人の手で清掃が必要になるでしょう。また、食料などは火星の土などを利用して栽培することができると思います。酸化鉄で覆われているとはいえ、土などを含んでいることも確かです。湿度の高い空間を作り出し、水分を補給することができると思います。ですから、可能性としては「住める」と言えるでしょう。



=終わりに=

 火星は月に比べて遠い場所にあります。現在は火星の探査はアルテミス計画優先のため、あまり行われていないのが現状です。一応、火星に人類が到達する目標は2050年です。少しずつ探査を進めなければ間に合わなくなります。今回は「人類が住めるとしたら、火星に移住をするのか?」というお題で書かせていただきました。コメントよろしくお願いします。



〜おまけ〜

 地球は、大気圏から出ると美しい地球の全貌が見えてくるので、「地球を外から眺めて人類を見おろしたい!」という願望を持つ方には1回1人4000万円〜の宇宙旅行(をした気分になれる)ができるベンチャー企業が出てきているので、5年後ぐらいに乗ってみるのをおすすめします^^宇宙が好きなので、よく宇宙に行った際の体験本を読むのですが、大抵の人は大気圏から出ると感動するみたいです。「高所過ぎて無理‼」という方は宇宙飛行士の中ではいないようです。(逆にレアかもしれません!)読んでくださりありがとうございました。

 

バビタブルゾーン

バビタブルゾーン



出典https://karapaia.com/archives/52217359.html

  https://astro-dic.jp/habitable-zone/

 

自己紹介は後ほど投稿させていただきますので、ぜひ読んでください。

 

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