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怖すぎる心理実験part1

〜電気ショックを与え続ける被験者〜

 

皆さんこんにちは、どけいです。

今回は「怖すぎる心理実験」について3パートに分かれて解説していきます。

第一回目は「ミルグラム服従実験」、別名「アイヒマン実験」です。

アイヒマンとは・・・ナチスドイツの親衛隊中佐で、第二次世界大戦中にユダヤ人の大量虐殺を行った責任者。この実験は、「特定の条件下なら誰でもアイヒマンのような残虐な行為ができるのか」を調べた実験。

 

実験の内容

「人は権威によって命令されると、正しくなくてもしたがってしまうのか?」を調べる心理実験。「学習における懲罰の効果に関する研究」という名目で実験参加者が集められ、実験参加者は教師役となり、テストで間違うたびに生徒に電気ショックを流すように研究者から命令をされます。(この際、壁により互いの姿は見えずに声が聞こえる状態)

 

実験の展開

最初は軽微な電流から、生徒役が問題を間違えるたびに電圧が上がっていきます

はじめは15Vと軽い電流でしたが、生徒役のサクラが間違うたびにどんどん電圧が上がっていきます。

ついに300Vに到達し、315、330と電圧が上がるたびに生徒の悲鳴が大きくなります。

なんと、40人の被験者のうち、26人が命の危険のある450Vまで上げてしまいました。

 

補足

さらに怖いのが、この実験、事前に一般人と精神科医計79人に「自分がもし被験者なら最大何ボルトまで生徒に与えるか」というアンケートを行っていたのですが、全員が315V以上を選ばなかったのです。大半の人が180V以下を選びました。

 

結末

さて、生徒たちはどうなったのでしょう。ほぼ全員が死亡または体に重い障害を残してしまった・・・のではなく、この生徒たちはサクラで、実際は電気ショックを受けていませんでした。もちろん悲鳴も演技です。

 

ですが、被験者はそんな事も知らず、本物の子供が本物の電気ショックを受けていると考えながら、電流を与え続けていたのです。

 

あなたも、無意識のうちに権力に従い、残虐行為を繰り返しているのかもしれません。

 

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里得木です。
コラムを書けと言われたので、やってきました。
とりあえず、ウィキペディアで読んだのですが、少し怖かったです。
実験目的は「良心に反する場合でも権威者い従うか」を確かめることだったらしいのですが、記事にもあった通り過半数の人が死ぬ恐れのある電圧まであげたそうです。
僕としては、今の日本でやったらどうなるのかという疑問をいだきました。
皆さんはどう思いますか?
コメント欄から教えてください。