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雲ができる仕組み

今回は、雲☁のでき方を説明します。

まず、雲ができるのは低気圧のところと高気圧のところのどちらかご存知ですか?
その通り、低気圧のところです。
気圧が低いと、下図のように、周囲の空気が吹き込み、上昇気流が発生します。
 
↗    ↖
空気は上昇すると、気圧が下がります。
圧力が小さくなると、空気が膨張して、温度が下がります。
すると、空気中の水蒸気が水滴や氷に変化し、雲ができます。

 

簡単にできる実験を紹介します。

まず、炭酸飲料用ペットボトルと炭酸キーパーを用意します。
炭酸用ペットボトルの表面(内側)に水を塗ります。
炭酸キーパーを使い、これ以上は無理となるまで空気をいれます。
その後、ペットボトルを手などで温めます。
そして、蓋を外すと雲が現れます。
詳細は実際にやって確かめてみてください。

手が疲れるのが嫌な方はこちらの実験もあります。
大小のペットボトルを2つ用意します。
小さい方の表面(内側)に水を塗ります。
大きい方に線香の煙を入れます。
チューブでそれぞれを繋ぎます。
大きいペットボトルを潰したり、戻したりするとどうなるのか、実験して確認してみましょう。

 

前の記事で言っていた「雲が食べられるのか」という疑問が、解決されました。

gakumonn-sugoi.hatenablog.jp

また、冬に吐く息が白いのも同じ理由だとわかりました。(つまり、口から雲を出しているってこと?)

gakumonn-sugoi.hatenablog.jp

科学を学ぶと、色々な話が繋がってとっても面白いですね。