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東進数学特待日記 第8章 確率

「東進数学特待日記」シリーズでは、数学特待生として東進の数学の授業を受けた感想を書いております。
数学特待制度についてはこちらの記事を見てください。
※あくまで、メモです。(見やすくは作っておりません)

タイトルの通り、確率について習った。
このブログでも何回か紹介している通り、確率は「事象Aが起こる場合の数/起こりうるすべての場合の数」で表せれる。
そして、素事象(それ以上分割する意味がないと判断した事象)が同様に確からしい(すべての素事象の起こりやすさがいずれも等しい)時にしか求められないということも重要である。
天気の降水確率などは、数学的確率ではなく統計的確率になるということである。
そして、確率の分数の上下、すなわち、全体の場合の数と事象Aが起こる場合の数は同じ素事象でなければならない。
それを守らないと、サイコロを振って1が出る確率を、サイコロを振って1が出るので1、全体の場合の数は1が出るのと1が出ないので2、よって確率は1/2にするというようなことになりかねない。
「白玉4つと赤玉3つから、3つ取り出す。そのとき、赤玉が0個の時と赤玉が2個の時の確率をそれぞれ求めよ。」という問題で、先生が5人の兄弟を演じて、素事象を揃えていないため間違っている例や、正解でも様々な求め方があるということを教えてくれた。

前回と一緒で、計算を楽する方法はいくつかあるが、場合の数に比べて、答えに影響を及ぼさないように、問題を変化させるのは難しいと感じた。