皆さんこんにちは。
理系中学生こと里得木です。
今回は、電卓の【誤】使用方法を紹介します。
エラーや間違った解答を表示させるという遊びです。
まず、1÷0をやってみます。
エラー出ないんですね。
1÷0は∞ではありません。
1÷xでxを0に近づけるときに、正から近づけると∞に近づきますが、負から近づけると-∞に近づきます。
お次は0÷0。
これは、エラーです。
0は何乗しても0で、どんな数でも0乗すると0になります。
では、0⁰は何でしょう。
なんと、1と出ました。
定義できないので、これも間違いです。
お次はtan 90。
これは、縦方向の直線の傾きのことです。
なんと、値が出ました。
縦方向の直線で傾きを定義できないので、これも間違いです。
少し方向(複素数平面の実数軸と虚数軸)を変えて、√(-1)を入力します。
電卓は虚数に対応していないんですね。
それでは、いろんな数の階乗を求めてみます。
階乗とは、n!=n×(n-1)×(n-2)×…×2×1と定義される演算です。
3!=3×2×1なので、6となります。
次は、負の数の階乗を求めてもらいましょう。
よくわからないですが、1になりましたね。
次は小数の階乗を求めます。
最後は負の小数の階乗を求めます。
エラーの表示に成功しました。
少し調べてみると、階乗を複素数のまで拡張させたガンマ関数というものもあるそうです。
ということで、電卓の誤使用方法を紹介してみました。
電卓は検索履歴が残らないゲームなので、ぜひ遊んでみてください。
他にも、面白い仕様があればコメント欄から教えてください。
それではまた〜。