理系の理系による理系のためのブログ

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「中学生のための楽しいかがく教室」に参加!(前編)

皆さんこんにちは。
里得木です。
今回は、教育大学の実験イベントに参加したので、それについて書いていこうと思います。

合金を作るという実験をしました。

インジウム(1.1g)、スズ(0.64g)、ビスマス(2.3g)を140℃に設定したホットプレートで熱します。

それぞれの金属の融点は、
インジウムは156℃
スズは232℃
ビスマスは271℃
ですので、どれも溶けません。
設定を250℃にしてもう一度温めてみます。
すると、全て溶けてしまいます。

インジウムやスズと混ざることで、ビスマスが融点より低い温度でも溶けてしまいます。
不思議です。
そして、できた合金を冷やしたあと、再び140℃で加熱すると、なんと、溶けるんです。
合金になることで、金属としての性質が変わるということです。

 

次に、錬金術をしていきます。
まず、水酸化ナトリウム水溶液に亜鉛を溶かします。
そして、沸騰するまで熱します。

そこに、銅板を入れます。
引き上げて、水で洗うと、銀の完成です。

からくりを説明すると、メッキという、銅板の周りを薄く亜鉛が覆った状態です。
そして、この銀色の板を熱すると、金になります。

これも、からくりを説明すると、道と亜鉛の合金の状態です。
真鍮と呼ばれるものです。

説明も丁寧で、とっても楽しかったです。

 

後編はこちら!

gakumonn-sugoi.hatenablog.jp