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タイトル:令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
著者:新川 帆立
出版社:集英社
発行日:2023/1/26
大きさ:13.3 x 2.2 x 19.2 cm(272p)
読むのにかかる時間:3時間
内容の難解さ:わかりやすい
日本語の難解さ:わかりやすい
著者:新川 帆立
出版社:集英社
発行日:2023/1/26
大きさ:13.3 x 2.2 x 19.2 cm(272p)
読むのにかかる時間:3時間
内容の難解さ:わかりやすい
日本語の難解さ:わかりやすい
内容・感想
架空の法律を取り扱った、たぶん、唯一の小説です。
架空の法律を作ってみよう - 理系の理系による理系のためのブログ
上の記事で紹介した通り、架空の法律を作るということにハマっていたので、読みました。
ある法律が施行された「令和」とは異なる「レイワ」を舞台として、6つの短編が収録されています。
目次と1行紹介
一.動物裁判
礼和四年「動物福祉法」及び「動物虐待の防止等に関する法律」
動物の権利が重視されるようになった世界で、人間の言葉が通じるほど高知能のボノボが訴えられ、主人公の弁護士が解決する話。
二.自家醸造の女
麗和六年「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達(通称:どぶろく通達)」
家で酒を造ることが許可された世界で、酒造りが苦手だった主人公に変化が訪れる話。
三.シレーナの大冒険
冷和二十五年「南極条約の取扱いに関する議定書(通称:南極議定書)」
南極を舞台とした不思議な話。
四.健康なまま死んでくれ
隷和五年「労働者保護法」あるいは「アンバーシップ・コード」
過労死が発生すると会社の信用が極端に下がるため、健康状態に異常があったら解雇される世界での話。
五.最後のYUKICHI
零和十年「通貨の単位及び電子決済等に関する法律(通称:電子通貨法)」
マネーロンダリング対策のため、現金が廃止された世界での話。
六.接待麻雀士
例和三年「健全な麻雀賭博に関する法律(通称:健雀法)」
賄賂を渡すために、高齢者の認知症予防の名目で、掛麻雀が許可された世界での話。
気になったら、ぜひ、読んでみてください。
また、以下の記事も見てくれると嬉しいです。
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