僕の好きな元素は銅です。
でも、銅と言っても塩化銅・酸化銅のような化合物としての銅が好きなわけではないです。
金属としての銅は、酸に強く強度も十分に高いです。また入手も容易でもあります。
ちなみに、銅は溶鉱炉で溶かし、不純物を除くことで作られています。
銅は赤みがかった色をしています。これは、他に金やセシウム、オスミウムしかない銀白色以外の元素だそうです。この様に、特殊性のある色が好きです。
電気伝導性が非常に高く、電気抵抗の少なさが求められる電線、もとい銅線に使われています。また、他電子機器の素材にも使われています。この様な、利便性の高さも好きなポイントであります。
他にも、古代に日本人は銅のことを「あかがね」と読んでいて、文明開化あたりに音読みの「どう」に自然と変わっていきました。「あかがね」の他にも、鉄は「くろがね」銀は「しろがね」金は「こがね」と読んでいました。名称の歴史についても奥深いものとなっており、そこも素晴らしいです。
この様に、特殊性、利便性、名称の歴史を主な理由として僕は銅が好きです。