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東進数学特待日記 第12章 1次独立

「東進数学特待日記」シリーズでは、数学特待生として東進の数学の授業を受けた感想を書いている。
数学特待制度についてはこちらの記事を見てほしい。
※あくまで、メモである。(見やすくは作っていない)

授業を受け終わって電車で帰ってきた里得木である。
電車を1本見送って、10分くらい帰るのが遅くなってでも、座って20分くらい記事を書いたほうが、トータルで考えれば得だったなと反省している。
ということで、今回は手短かに書いて早く寝ようと思う。

前回からベクトルについて習っている。
今回は「1次独立」について習った。
次元を問わない2つのベクトル、aベクトル,bベクトルが平行でもなく0ベクトルでもないとき、

aベクトル,bベクトルは1次独立である。

という。

1次独立は線形独立ということもある。
また、1次独立でないことを1次従属(線形従属)という。

二次元でのイメージとしては、aベクトル電車とbベクトルバス(ベクトルを例えた乗り物は前後にしか動けず、駅をどの地点に取ることも可能で、線路や道路は十分な長さあるものとする)を乗り継いですべての地点に訪れることができるベクトルのことである。
片方がどれだけ乗っても進まない零ベクトルの場合や、並行な場合はこれを満たさないことは、簡単に理解できるであろう。
3次元でもエスカレーターベクトルを加えれば理解が容易である。

このベクトルをもとに座標軸が直交していない場合での座標を考えることが可能である。
これを斜交座標という。

また、さっきの電車とバスを使って同一の地点にたどり着いたとき、何回乗り継いでいたとしても、トータルでの乗った回数は変わらない。
そのため、あるベクトルを2通りの方法で求め、そのときに使われたベクトルの係数を比較することで、求めたいベクトルがわかるという方法を取ることができる。
これを使った問題をいくつか練習した。

眠いので寝る。
おやすみなさいませ。